ブレゲの創始者「アブラアン・ルイ・ブレゲ」

写真:http://www.breguet.com/
ブレゲの創始者であるアブラアン・ルイ・ブレゲとはどのような人物だったのでしょう。

アブラアン・ルイ・ブレゲは1747年、スイスの時計文化の中心地である、ヌーシャテルにて生まれました。
15才になると、時計技術の修行のため、ヴェルサイユへと年季奉公に出るようになりました。
この修業は5年間に及び、その後、結婚を機にパリに移住、いよいよ自身の工房をオープンさせました。

そして、ブレゲは、自己の名声を一躍世界中に轟かせることとなる、自動巻時計機構「ペルペチュエル」を発明し、オルレアン公爵、マリー・アントワネットを始め、多くの王侯貴族・著名人のために時計を作成しました。

ブレゲの発明としては、ペルペチュエル以外にも、永久カレンダー、音で時を知らせるミニッツリピーター、重力により時間が狂うのを防ぐトゥールビヨン機構、などがありますが、以上のような機械的な発明以外にも、ブレゲ数字や、ブレゲ針、ギューシェ文字盤など、芸術的な装飾技術も多数発明し、それらの技術は今でも高級時計には欠かせない意匠となっています。

ブレゲの時計の中でも最も有名なのがNo160「マリー・アントワネット」と呼ばれる懐中時計で、マリー・アントワネットに最高の技術で最高の時計を作るようにと命じられて作られました。
この時計はマリー・アントワネットが処刑された後も研究開発がなされ、完成した際には既にブレゲもこの世にいない1827年のことでした。