ブレゲNo160「マリー・アントワネット」

ブレゲを代表する時計といえば、No160「マリー・アントワネット」でしょう。

1783年に、ブレゲの顧客でもあったフランス王妃マリー・アントワネットから、最高の技術で最高の時計を作るようにとの依頼によって完成したこの時計、完成した時には、マリー・アントワネットは疎かブレゲ自身もこの世にいなかった、、、そんないわくつきのまさに究極のブレゲの時計といえるでしょう。

マリー・アントワネット自身は1793年、フランス革命によって処刑され、ブレゲ自身は開発途中の1823年に亡くなり、以後は弟子によって研究開発がなされ、1827年にようやくNo160「マリー・アントワネット」は完成しました。

この時計の特徴は、文字盤がクリスタル製でできており、内部機構を眺められるようになっているところにあります。
その内部機構には、当然ながら、当時ブレゲが開発した最新時計技術の全てが反映されています。

No.160「マリー・アントワネット」には唯一つレプリカが存在するのみで、現在のところ、他のレプリカを作成する予定も、商品化する予定もないそうです。
本物はイスラエルの「L.A.メイヤー記念イスラム美術館」で展示されています。